【Hollywood〜LongBeach〜SanDiego】

 2002年3月28日。何かホテルカリフォルニアのような不思議な感覚を持ったモーテルに別れを告げ、とりあえずサンタモニカへ。
 途中、ビバリーヒルズ付近でフルサービスのガソリンスタンドに入る。フルサービスのガソリンスタンドは初めて発見した。さて、なぜフルサービスにしたかというと、右後輪の空気圧が気になっていたから。毎日少しずつ空気が減っているようなのだ。で、空気圧のチェックをお願いできますか?と訪ねたところ、これはパンクしているから50ドルで直すよ、とのこと、仕方がないので修理してもらうことにした。この状態で、毎日数百マイル、時速90マイル近くで走っていたのだから考えると怖い。よくバーストしなかったものだ。付け加えておくと、フリーウェイを走ると、必ず2台ほどはバーストして止まっている、またエンジントラブルで止まっている車ももれなく見ることが出来る。  後日談:カード明細を見ると15ドルでした、日本人らしい聞き間違いでしょうか。
 さて、タイヤも直ったところで、まずはサンタモニカ。パーキングに車を止めサンタモニカプロナードという商店街をうろつく。途中マクドナルドで昼食をとる。円安なので日本よりかなり高い。ポテトとハンバーガーのパンがおいしい。ちなみに頼んだのは、「チキンカツ」が挟んであった。「てりやき」はないようだ。スーパーなら田舎町でもTERIYAKI風味の惣菜が買える。サンタモニカは綺麗な良い町だが、ホームレスが多い。綺麗な身なりをしているのでぱっと見がわからない人も多いが、なかなか現実の厳しいところのようだ。日本人観光客も多いらしく、訛りのきつい田舎の日本人に出会った。日本語を話せる店員も少しいるようだ。
 ベニスビーチ〜ロングビーチへと南下する。ロングビーチでは、クイーンメリーが停泊しており、中が見ることが出来るようだが19ドルもするため外からだけ見る。なかなかでかい船である。ロングビーチ市内は、4月に開催されるトヨタワールドグランプリか何かの準備が進んでいた。恐らく今日走った道もコースの一部なのだろう。両側に観客席のスタンドが立っていた。
 さらに南下、ハンティントンビーチ、ニューポート、ラグナビーチと美しい街並みを眺め、さらに南下。
 夕方頃、サンディエゴの街に到着。何かイベントがあるのかモーテルはどこも満室。仕方なく一泊99ドルもするPacificInnにチェックイン。そこにエキストラベッド代が10ドル。何の特徴もない所である。一様ホテルを名乗っているようであるが、構造はモーテルで、設備はモーテルにも劣る。なんかサンディエゴの人は、日本人にあまり慣れていないのか? 後日談:OldDownTownだけかも また、英語も早口で時々聞き直さなければならない。なんとなくだが、サンディエゴは税金が高いような気がする。また、ガソリンや宿など他の物価も高いようだ。
 明日は、国境越え。いざメキシコへ。