【Travels in USA -2002-】 その4
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その1
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その2
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その3
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その4
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その5
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その6
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【LasVegas〜DeathValley〜LA】
2002年3月27日。さて今日でラスベガスの町ともお別れである。カジノは今日の夢にまで出てきた。
さて、AM8:30デスバレーまで北西へ車を走らせる。どこへいくにも本当に遠い。砂漠で何もない。景色はほとんどかわらない。昼前にやっと到着。まずは、デスバレー全体を見渡せるところまで13マイル細い道を登ってゆく。良い景色。13マイル引き返し、もと来た道を進んでいく。観光センター横のガソリンスタンドで給油。さすがに高い。ラスベガスの倍程である。次に、高さ数十メートルの岩の間をウォーキング3マイル、約1時間である。途中立ち止まってみると、何の音もせず、素晴らしい空間に包まれた。トカゲを数匹見ることが出来た。デスバレーといえども生物が生息しているようだ。次に訪れたのが悪魔のゴルフコース。でこぼこと隆起した土の上に干上がった塩があるというもの。そして、バッド・ウォーター、完全に干上がったもので数百フィート塩の道が続く。少し水が残っている部分には多量のヒルが生息していた。
しかし、熱かった。まったく湿気のない状態で日本の真夏よりもずっと暑い気温を体感した。さて、自然の偉大さを体感したところで一路カリフォルニアへ向けて出発。またまた300マイル近い大移動である。
後日談:実はデスバレーの一部はカリフォルニア州になるらしいです。デスバレー行くときはスーパーで水を十分に確保してから行きましょう。人間の飲み水としてだけでなくクルマがオーバーヒートしたときにも使わなければなりません。
途中、ベーカー市でタコスとケサディラをテイクアウトしてぼちぼちと進む。19:30頃、LAのダウンタウン、チャイナタウンあたりに到着。なかなか良い宿が無く、ハリウッドまで走る。結局65ドルのHollywood Inn Expressにチェックイン。昔は良いモーテルだったであろうことが想像される、何かホテル・カリフォルニアを彷彿とさせるたたずまいである。
明日は、南カリフォルニアへ出発。ロングビーチ・サンディエゴ方面となる予定である。
【Hollywood〜LongBeach〜SanDiego】
2002年3月28日。何かホテルカリフォルニアのような不思議な感覚を持ったモーテルに別れを告げ、とりあえずサンタモニカへ。
途中、ビバリーヒルズ付近でフルサービスのガソリンスタンドに入る。フルサービスのガソリンスタンドは初めて発見した。さて、なぜフルサービスにしたかというと、右後輪の空気圧が気になっていたから。毎日少しずつ空気が減っているようなのだ。で、空気圧のチェックをお願いできますか?と訪ねたところ、これはパンクしているから50ドルで直すよ、とのこと、仕方がないので修理してもらうことにした。この状態で、毎日数百マイル、時速90マイル近くで走っていたのだから考えると怖い。よくバーストしなかったものだ。付け加えておくと、フリーウェイを走ると、必ず2台ほどはバーストして止まっている、またエンジントラブルで止まっている車ももれなく見ることが出来る。
後日談:カード明細を見ると15ドルでした、日本人らしい聞き間違いでしょうか。
さて、タイヤも直ったところで、まずはサンタモニカ。パーキングに車を止めサンタモニカプロナードという商店街をうろつく。途中マクドナルドで昼食をとる。円安なので日本よりかなり高い。ポテトとハンバーガーのパンがおいしい。ちなみに頼んだのは、「チキンカツ」が挟んであった。「てりやき」はないようだ。スーパーなら田舎町でもTERIYAKI風味の惣菜が買える。サンタモニカは綺麗な良い町だが、ホームレスが多い。綺麗な身なりをしているのでぱっと見がわからない人も多いが、なかなか現実の厳しいところのようだ。日本人観光客も多いらしく、訛りのきつい田舎の日本人に出会った。日本語を話せる店員も少しいるようだ。
ベニスビーチ〜ロングビーチへと南下する。ロングビーチでは、クイーンメリーが停泊しており、中が見ることが出来るようだが19ドルもするため外からだけ見る。なかなかでかい船である。ロングビーチ市内は、4月に開催されるトヨタワールドグランプリか何かの準備が進んでいた。恐らく今日走った道もコースの一部なのだろう。両側に観客席のスタンドが立っていた。
さらに南下、ハンティントンビーチ、ニューポート、ラグナビーチと美しい街並みを眺め、さらに南下。
夕方頃、サンディエゴの街に到着。何かイベントがあるのかモーテルはどこも満室。仕方なく一泊99ドルもするPacificInnにチェックイン。そこにエキストラベッド代が10ドル。何の特徴もない所である。一様ホテルを名乗っているようであるが、構造はモーテルで、設備はモーテルにも劣る。なんかサンディエゴの人は、日本人にあまり慣れていないのか?
後日談:OldDownTownだけかも
また、英語も早口で時々聞き直さなければならない。なんとなくだが、サンディエゴは税金が高いような気がする。また、ガソリンや宿など他の物価も高いようだ。
明日は、国境越え。いざメキシコへ。
【SanDiego〜Tijuana(Mexico)〜LongBeach】
2002年3月29日。どえらい高いホテルをチェックアウトし、サンディエゴコンベンションセンターを通り抜け、一路ティファナを目指す。約16マイルぐらいと短い距離で9時頃には国境に到着。国境近くのモーテルの駐車場(一日6ドル)に車を止め、バス(1.25ドル)で国境越えをすることにした。20分ほどかかり簡単にメキシコへ入国。あちこちから、「社長さん、安いよ、ほとんどタダ、ちびまるこ」という声がかかる。中国を思い出す。メキシコといえばタコス、ということであちこち店を探すがなかなか良いところがない。仕方がないのでおもしろいおじさんがいる店に入ることにした。タコスも食べたかったのだが、アメリカのメキシコファーストフードチェーン「DelTACO」「TACObell」でケセディラ?というものに、すっかりはまってしまい、ケセディラ?を注文、3.5米ドルで頂く。流石に本場はおいしい。日本でタコス屋をしようかと考えてしまう今日このごろ。メキシコはさびれたアメリカの田舎町にすごい活気と胡散くささを足した様な街、うーんAmigos! さて14時頃まで、メキシコを楽しみ、そろそろ米国に帰ることにする。歩いての入国で、徒歩10分に35分待ち。ティファナという街、なかなか素敵なsomethingである。(←あいのりの某氏風)
アメリカでも有数の軍の街としても有名なサンディエゴ付近までハイウェイで帰ってきたところで、海軍の軍艦を見に行く。かなり大きな海軍があるが、一般車両の入場は厳しく制限されていたので、外から少し眺めるだけにした。そのまま北へ走り、カリフォルニア大学サンディエゴ校の裏から海を眺める。アシカやアザラシが見えるはずなのだが、時期的なものか時間的なもののタイミングが合わず、見ることが出来なかった。しかし、浜辺では海水浴やサーフィンを楽しむ人が大勢おり、アメリカ人パワー恐るべしである。と、その前に大変な事があった。生まれて初めての追突事故、言うまでもないが被害者である。信号待ちをしているマスタング君に、ミッシェルさん運転のアコードが激突。幸いにもマスタング君は無傷で事なきを得た、さすがアメ車である。<国産車を借りないで良かった。いちおう何かあってはいけないので、名前と住所を書いていただき、一件落着。日本ならごねてやるところだが・・・。
そんなこんなでさらに北上、フリーウェイは大渋滞でロングビーチで宿を取る。カリフォルニア大学ロングビーチ校のすぐそば、スーパー8モーテルに決定。週末だが80ドルほどで、トリプルAのモーテルである、本当は、キッチンもついているのだが、格安の値段のためかキッチンは鍵がかけられ入れなくなっている。残念。
ロングビーチのRalphs(ラルフス)、カリフォルニアではおなじみのスーパーであるが、ここへ買い出しに。カリフォルニアロールとパン、茹でた野菜の惣菜、マーガリンをゲット。このRalphs、Ralphs倶楽部に入会すると、ただでさえ安い物が本当に安くなる。1つ1ドルのものが、4つで1ドル50セントになったりするのだ。今日は、素敵なレジのおねーさんが、自分のカードを通してくれたので会員価格でゲット。米国に来てから2日に一回はスーパーに行っている。お世話になるのはRalphsかVONS、どちらも品揃えが多く楽しいスーパーである。ちなみに、本日行ったロングビーチのRalphsはさすがに海に近いだけあり生の魚介類が売っている。端には、寿司(上にぎり?)が5ドルほどで売られていた。本日購入のマーガリンは、ベジタブルオイルで出来ており、noコレステロール、チーズ風味のバターという感じでおいしい。1ドル99セントである。ラルフス会員は、1ドルで買える。
観光したい場所は一通り見学したので、いやサンフランシスコとシアトルはまだだが今回は諦めて、そろそろ1カ所に城を固め最後1週間ほど、アメリカ人としての生活を送ってみたいと思う。場所はLAX・ハリウッド・ダウンタウンあたりで取れればと思う。そういうことでSeeYa!
【LongBeach〜Hollywood】
2002年3月30日。朝からスーパー8モーテルのロビーへ朝食に行く。ドーナツ5つとコーヒー・ココアを頂く。モーテルとはいえどもトリプルAなだけあって、クラシック音楽が流れ、なかなか豪華な食事。今までの経験から言うと、モーテルのフロントの人はほとんどアメリカ人ではない、アラブ系・メキシコ系が多い。街を歩いていても英語以外の言葉を話している人は驚くほど多い。因みに、このモーテルのチェックインのときのおばさんは、若い頃ヒッピーをしていたであろうと思われる、魔女の役がよく似合いそうな人だった、Masterが限度額、VISAが未使用にもかかわらず使用不能、で、JCBが使えたときに大笑いして、フロントから出てまで親切に部屋を教えてくれた。
メキシコ系の掃除のおばさんと少し話し、チェックアウト。フロントのおじさんは「Takao-San, Arigato」と、最後に片言の日本語で話してくれた。恐らく、朝食とチェックアウトの間にインターネットか何かで調べてくれたのだろう。さすがトリプルAのモーテルである。
さて、今日からの宿探し、ダウンタウンに、カズエさんという人がマネージャーをしているというアパートがあることを知り、そこへ向かう。なかなかおもしろいおばさんである。簡単に契約も済み、1週間入居することにする。なかなか広い。間取りは以下の絵を参照。
コリアタウンに位置するこの場所は、まぁまぁ治安も良い。といっても夜に外に出る気にはなれない雰囲気だが。「近くにコリアンスーパーがあるからいっておいで、安いよ」と言われ、行ってみる。確かに安い。アパートの前の住人が米を置いていったので、それを使うことにし、おかずとして、キムチに生たこをいれたようなものを購入。キムチだけでも相当種類が列び、値段もかなり安い。卵は20個で1ドル。
荷物を置いて、ハリウッドへ買い物と見学。チャイニーズシアターでトイレに行き、ミリタリー屋でお土産を買い、帰宅。目玉焼きとポークともやしの炒め物、白米の献立。やぱり日本食は薄味でおいしい。繊細な味がする。
明日はメルローズアベニューで何か買い物をするそうである。日曜日なので昼から出かけようと思う。
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